ゲームメカニクス おもしろくするためのゲームデザイン
ゲームメカニクス おもしろくするためのゲームデザイン (Professional Game Developerシリーズ)
- 作者: アーネスト・アダムス,ヨリス・ドーマンズ
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2014/02/08
- メディア: Kindle版
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買ったのはずいぶん前で、一度目を通していたと思うけど、
読み直した。
前回は途中でツールの説明になったあたりから後、飛ばし読んでしまったんだと思う。
サブタイトルで割とゲームデザイン全般に対する本のような、
アクションゲームはこんなのがあってー、STGはこうでー、
のような印象を受けるんじゃないかなって思うけど、
実際には、ゲーム内のリソースと内部経済・フィードバックループでの循環について
踏み込んだ内容になっていて、
著者のフレームワーク「Machinations」の紹介、ツールの紹介と、
それをつかったパターンについて書かれてる本、かな。
内部経済を表現できる適応範囲は広いので、
実際、パックマンのようなものから、RTSのようなものまで話題に上がってて、
ゲームデザインを考えるのに、
Machinationsを使うかどうかは置いておいても、
リソース・フィードバックループを分かっておくと良さそう。
ツールはFlash製なので、あんまり使い良くはない。
公式のwikiとかで動いてなかったりするし。
Android上で動作するものがあると、合間時間でもいじれてよいかも。
公式のページはこちらにあるので、とりあえず触るのにはここから。
wikiなんかへのリンクもあるし、
ツールのソースはgithubにあってそこへのリンクもある。
Machinations: Game Feedback Diagrams
フィードバックについての話題はMarc LeBlancさんのトークと合わせて紹介されていて、
スライドはここからアクセスできる。
The collected game design rants of Marc LeBlanc
GDCのサイトに、Machinationsに関してのセッションの動画があって動画がここから見れる。
www.gdcvault.com
日本語のスライドとしてはこちらを最初に見ると分かりやすいです。
Machinationの紹介